ヨーロッパ絵画のご案内
絵画(油絵)の本場である欧州の油絵はコストパフォーマンスにとても優れ、
価格の割に質の良いものがたくさんあります。
絵の質というのはとても簡単なことなのですが、日本では油絵があまり普及して
いませんので、この単純なことを理解していただくのが至難の業となっております。
飾ると個人差はありますが、数週間でどういうことか理解というか肌でわかるでしょう。
絵の良い・そうではないというのは人によって違いますが、基本的なものはあります。
例を音楽にたとえるとわかりやすいかもしれません。
一流の音楽家と初心者では音の質がまったく違います。
欧州は絵画の普及率は極めて高く、1世帯あたり数十点を優に超えています。
毎年膨大な数の絵画が動き、その年間総売上高は基幹産業を上回るほどです。
絵画の普及率が高い国ほど絵画が良く売れるという事実は絵画の特徴を表しています。
テレビ、車などをさらにどんどん買う人はあまりいません。
絵画は飽和状態がなく所有している人ほどさらに購入する傾向にあります。
油絵は一度購入すると数百年以上の耐久性があります。
アメリカでもヨーロッパ絵画は人気が高く、絵画の主流を占めています。
全世界で欧州の油絵は愛好されています。
さらに当社はヨーロッパから30年の経験に基づいて徹底的に吟味したうえで
日本人の好みという点をよく斟酌して輸入しております。
日本ではまだ絵画の普及が遅れていますが一番の理由は馴染みがないためでしょう。
ヨーロッパで絵画が普及している理由のひとつとして、物心ついたとき既に身の周りに
絵がたくさん飾られていることでしょう。
これは貧富の差に関係なく、ヨーロッパでは一人一人がかなりの数の絵画を所有しております。
経済力に応じた物を購入するということでしょう。
日本ではそういう環境にありません。最初のきっかけは家を建てたからというものが圧倒的です。
最近では贈り物に用いるケースがかなりあります。
絵の見栄えは絵の本質であり絵の価値の大部分を占めます。
一度購入なさるとほとんどの方がリピーターになりますから日本人は本質的には絵が好きです。
ひとたび絵を飾る習慣が出来るととても凝る傾向があり、より良いものを求めるようになる方が
多いです。
もともと日本は侘び寂びや江戸時代の浮世絵の伝統もあり鑑識眼そのものは高いものがあります。
最初に絵を飾ればほとんどの日本人は絵画のファンになるでしょう。
Q ヨーロッパの油絵の水準はどうですか?
Q 絵の見方というようなものはありますか?日本の油絵の実力は世界的にどのようなものですか?
A 絵画は画家の個々人のレベルがすべてです。
国内画家は販売先がほとんど国内に限られています。
欧州の画家は販路は世界中ですからこの点が違います。
日本の油絵の歴史は明治時代に日本に紹介されてようやく100年を経過しました。
そういう意味では取り入れるものはまだまだたくさんあるでしょう。
油絵に関しては日本と欧州と比較するのはあまり意味がないかもしれません。
一般的に、日本の油絵の特色は日本画的な感覚を油絵の具に置き換えて
描いているというような感じの絵が結構あります。
画家ご本人は意識していないのでしょうが、つまり結果的に腕の長さが基準になって
描いていると言う事です。
外国画家はいちいち数メートル離れた状態での見栄えを確認しながら描く方が
多いようです。
あるいはそうしなくても完全に頭の中に入っています。
このことが国内画家の作品が遠目の効かないものが多い原因の一つかも
しれません。
これは長い間の民族的な環境の違いから来ていますのでやむを得ないことです。
このような理由から国内で良い油絵を描く画家はかなり過剰に評価される傾向が
あります。
日本は家が狭いので、そばで良く見えれば良いではないかと思われる方が
おられるかもしれませんが、そばでだけ表面的に綺麗な油絵というのは直ぐに飽きます。
根本的に良いものではないのです。
近距離の見栄えは良いけれど遠目の効かない油絵を描く画家で一流になった人は
ほとんど存在していません。
当社の国内画家はこの点に関しては十分に国際的に通用する方達ばかりです。
一方、日本の画家の良い点は日本の風景画、山、野原などに現れているでしょう。
日本人独特のほっとする感性は得がたいものがあります。
油絵の見方は国によって違いはありません。
絵は世界共通のものですから交流は今後増えるでしょう。
Q なぜ日本は絵画が普及しないのですか?
A 理由は馴染みがないことと、肉筆油絵の販売店がほとんどない為に、
絵に触れ合う機会が少ないのもひとつの原因でしょう。
馴染みがなく肉筆絵画に対する判断力がないため、多くの誤解が生じています。
当社などでも時折、「絵を買う人がいるのですか」と聞かれることがあるくらいです。
一方、数千年の歴史を持つ日本画は戦前から昭和30年代ころまでは日本各地の
町には必ずと言ってよいほど書画骨董店があり、折にふれて日本画などの絵画を飾る
習慣が定着しており、程よく社会の中に溶け込んでいました。
戦前はある意味で軍事1 だけでなく、精神の大国であり、芸術を愛する国でもありました。
油絵に関しては欧州の良いものをどんどん家に飾っていただければと思います。
欧米の文化の精髄、精華といってよい油絵を存分に利用し活用することによって、
生活に役立ててくださることは素晴らしいことでしょう。
まさに芸術に国境はなく、世界中みんなが仲良くできる時代です。
国内も現在いろいろ問題があり大変な時ですが、日本人はよく頑張って外国と仲良く
ここまでやってきたと思います。
感謝以外何もありません。
戦後は日本家屋よりも洋風の家屋が普及するにつれて日本画を飾る方が少なくなって
きたことと、油絵などの洋画に転換がスムースにゆかなかったことも一つの原因でしょう。
戦後は経済一辺倒できたため、絵画を余裕を持って見るいとまがなかったのかも
しれません。
この肉筆絵画に対する判断力とは実際に絵画を飾って親しむ以外に方法がありません。
では、具体的に判断力とはどういうことを言うのかといえば、絵画の水準の大まかな
見極めです。
たとえばゴルフをする方は、道具を見て大体どの程度のものか判断できるでしょう
つまりご自分の精通しているものにはよく理解ができるということです。
日本では絵画に関して対してこのような要素がほとんどありません。
日本では数万世帯につき年間5世帯程度の方しか新規に肉筆絵画をご購入されません。
遅々として普及が遅れているのが実態です。
このため目の前に名画級の絵画と通常の絵画あるいは肉筆絵画と複製画の区別が
つかないケースが大部分という状態が結構あります。
これは判断基準がないために生じることです。
しかし実際に絵を飾ると、何となく絵のいい悪いなどが判断できるようになってきます。
このことは数点の油絵を飾れば数ヶ月で気づくようになります。
この時初めて、言葉ではなく実感として絵の何たるかが理解できるようになります。
ヨーロッパで絵画が普及している理由は、物心ついたときに既に身の周りに絵が
たくさん飾られている事、膨大な数の販売店が国内津々浦々にあるという事があります。
日本でよく言われる、部屋が狭いとかお金がない等といった事はあまり関係がないでしょう。
一度購入すれば一生持ちますし、金額も数万円からありますから、飾ったことがなくても
とりあえず何の痛痒も感じることなく生活してきた事が一番の原因でしょう。
結局知らないという単純なことのために、全世界で普及しているものが日本人はその味を
知らないという皮肉な結果になっているわけです。
それと日本は国の芸術家に対する支援、補助のないことに関しては徹底しています。
ゼロといっていいでしょう。
先進国の中では珍しいことです。
国内の肉筆絵画の普及率は1世帯あたり1点に満たないのに対し、欧州、アメリカは
数十点以上所有し毎年膨大な数の絵画が動いております。
全国民が熱狂的な絵画のファンといってよいでしょう。
これは貧富の差に関係なく多くの絵画を所有しております。
経済力に応じたものを購入するということでしょう。
日本で絵画が全国民に普及するには国内画家だけでは物理的に不可能です。
欧州はじめ諸外国の力を借りる必要があります。
そのことによって国内の画家や関係者にとってプラスとなります。
絵画を飾る習慣が確立されれば日本の経済規模(西欧のどの国よりも大きい)
からいって大きな業界になる可能性があります。
国内画家は現在の数十倍以上販売可能の方が浮上してくるでしょう。
芸術の世界には国際摩擦がなくお互いの利益になります。
日本で絵画を購入する最初のきっかけは家を建てたからというものが
圧倒的です。
最近では贈り物に用いられるケースがかなりあります。
一度購入なさるとほとんどの人がリピーターになりますから、日本人は本質的には絵が
好きです。
ひとたび絵の習慣が出来るととても凝る傾向があり、よりいいものを求めるようになる方が
多いようです。
もともと日本は侘びさびや江戸時代の浮世絵の伝統もあり鑑識眼そのものは高いものが
あります。
最初に絵を飾ればほとんどの日本人は絵画のファンになるでしょう。
Q
美術館などには多くの人が訪れて絵の普及が
遅れているようには見えませんが?
A 巨匠の美術展などでは館内が人で埋まるような盛況ぶりなのは事実です。
おそらく日本国内の美術館の数は世界一である可能性があります。
しかし肉筆絵画の普及は世界最低水準であるのも間違いありません。
不思議な現象に見えますが事実です。
美術館を訪れる多くの方々は、絵画そのものを吟味鑑賞するというよりは、
今話題になっているものを見物に行こうということだと思います。
巨匠、大家の作品もひとつの作品に過ぎませんから絵画のレベルで判断します。
はなから仰ぎ見るような見方は絵画に対する判断を誤る可能性があります。
気持ち的には自分の目線あるいは若干見下ろす感覚で御覧になればよいでしょう。
優れている絵画あるいは見る者と波長が合っている絵は、見る者に何らかの
訴えかけるものがあります。
それを素直に感じ取ることが重要でしょう。
せっかく美術館がたくさんあるのですから上手に活用することをお勧めします。
例えば東京駅近くにあるブリヂストン美術館 (石橋正二郎氏収集作品)などは
ほとんどすべての巨匠の絵がそろっている上にゆっくりと鑑賞できます。
こういった良品をゆったりと鑑賞できる美術館は他にもたくさんありますので
是非ご利用なさってください。
ピカソであれマチスであれルノアールであれ作品を味わう。あるいは出来が
良いか、そういったことを判断、感じ取るということだと思います。
基本的な判断力が養われればどのような絵画を見てもその人なりの見方が
出来るようになります。
作品を御覧になってこの絵は素晴しいとかいろいろ感情のおもむくままに
感じて御覧になればよいでしょう。
絵画の販売方針
価格は1万円台から幅広く高品質のものを取り揃えています。
作品は日本、欧州のあわせて百名以上の技量卓越した画家の
油絵、水彩画、ミックス画等をあつかっております。
国内画家は実力派の優れた方ばかりで経歴も申し分のない方ばかりです。
欧州は昔から油絵の本場で優れた絵画の宝庫です。
油絵は質量共に世界最高水準で他の追随を許しません。
絵画は購入後さらに飾りたくなるようなレベルのものでないと商品価値がありません。
この水準の画家はおそらく国内には現時点で1万人程度しかいません。
普及が進んでくると販売可能の国内画家は飛躍的に増加するでしょう。
国内では絵画販売店が少なく皆様のご近所で
絵の販売店がある方はほとんどおられないでしょう。
日本はこれだけの経済大国(先人のお陰で焼け跡から戦後20数年で経済超一流国
になれました)でありながら絵画の販売専門店がほとんどありません
当社の油絵は一点一点吟味して仕入れをしており受託販売商品はありません。
すべて当社に帰属する商品を販売しております。
いろいろ取り揃えておりますので気に入られるものが見つかると思います。
ひとりでも多くの方々に実際に自宅などに絵を飾っていただくことで
絵画がじょじょに普及していきます。現在の日本では絵画に対して混乱と誤解があるようです。
すべては絵画をご自宅などで飾る習慣が確立されていないためにおきていることと思われます。
ご自宅などに絵を飾られて馴れてくれば自然にこの問題は解消されるでしょう。
どうかご近所などで画家、お店などで気に入られた作品があればぜひ購入してみてください。
小さなお子さんなどがおられる場合などは子供さんの描かれた絵を額(額縁店、鏡店、文具店などで作ってくれます。)
などにいれて飾るととても安上がりで立派な肉筆絵画を飾ったということになります。
セロテープや画鋲などですませるのではなく安い額で結構ですからきちんと額に入れて飾るのがコツです。
幼少時に描いた絵は邪気がなく心温まるものが多いです。
肉筆絵画は室内装飾の決め手になります。家屋の価格が何千万円もする状態で絵画を飾らないのは
損をして生活をしているといっても過言ではありません。
絵画のほうが人間の寿命よりはるかに長持ちしますから早くご購入したほうがお得になります。
長い年月にわたって周りの人たちの心を慰め喜びををあたえてくれます。
家屋そのものはどんなに立派でも入れ物に過ぎません。
絵画などを飾ってはじめて室内に生命が宿るのでしょう。
このことは実際に絵を飾られるようになった方々の実感のようです。
これだけ人から喜ばれることをする日本の画家の置かれている事情は劣悪の1語につきます。
画家になっても絵画の流通機能が国内にはほとんどないに等しいため画家自身がセールスマンをしなくてはなりません。
例えば小説家が自分の本を一人一人に売り歩くようなものです。
書店がなければそういうことになります。
アメリカなどでは人口2万人程度で画廊一軒が成り立つのとは雲泥の差があります。
アメリカは欧州から絵画を毎年たくさん輸入しています。
日本でも絵画を購入する習慣が諸外国並みになってくれば多くの国内画家たちが喜ぶでしょう。
ご自分の家に一点あるいは何点かの肉筆絵画を
数ヶ月もお飾りになれば短期間に絵画がどのようなものか大体わかってきます。
みているといろいろな感情が出てきますから大体良いものかどうか
あるいは好みにあっているかどうか、この場所にあっているか、
高さはどうか、さまざまなことを経験していくことになります。
いろいろ体験することで自分自身の絵画に対する判断力が出来てきます。
例えば日本の着物あるいは洋服でいえば生地がよいかどうかはあるいは
仕立てがよいかどうかは修練を積めば容易に判別できるのと同じです。
おそらくいくら着物の本をお読みになっただけではむりでしょう。
経験は物事に熟達する重要な要素です。
絵画を例に取れば絵画を飾ることが経験に相当します。
絵画に慣れてから美術館などで絵を鑑賞なさると違った次元が見えてくるかもしれません。
名画にもいろいろありできの良いものさほどではないものいろいろ
ありますから自分なりの判断を自信を持っ鑑賞することができます。
何か珍しいものを見物に行くのではなくて本当の意味で絵を見ることが出来るでしょう。
世界の絵画の普及プロセスは実際に絵を飾って馴れ親しみつつ、それに伴って美術館も
できてきました。日本国内の美術館は世界有数の数を誇っておりますが、肉筆絵画の普及は
はかばかしくありません。
絵画などに金銭を支出する習慣がそもそもないことも普及しないひとつの原因かもしれません。
まず実際に飾って馴染んでしまうことが一番でしょう。
油絵の判断基準は見栄えです。見栄えとは絵を見たときに生じる気持ち、感情です。
絵画は縁遠いものと思われている方もいらしゃるでしょう。
絵は世の中で本来最もわかりやすいもののひとつです。
すべてがキャンバス上に表現され曝け出されています。
それ以外隠されているものは何もありません。
顕微鏡で調べたりエックス線で絵画の価値を調査するということもありません。
すべて目で見るのみです。
目で見るといっても漠然と電車の窓から外を眺めるのとは違います。
集中力をもって頭の中をフル活動させて絵画を判断しようとしているので
スーパーコンピューターを駆使しても及ばない分野だと思います。
絵画の入り口はとても広いものですが奥行きには際限がありません。
絵を購入する時は絵をよく見ることにほとんどの時間を費やします。
とりあえず画家の経歴とか絵画にどのような意味合いがあるとかは関係がありません。
見栄えの究極的に良いものが名画といわれる巨匠達の絵画です。
名画といわれる絵画には絵にまつわるエピソードなどがよく語られますが
絵画が高品質であるという前提の基に成り立つものです。
見栄えがすべてということです。見栄えという言葉はちょっと軽い感じがしますが
他に一言で言い表す言葉が見当たりません。
画家の心持ち、絵の質感などすべてが見栄えという言葉に凝縮されています。
皆様が絵を御覧になってあまり心が動かないときは絵が良くないか好きな絵ではないかのどちらかです。
ご自分の好みの種類のものはほとんどプロと同じような見方をされます。
欧州統合後のユーロになってからヨーロッパでは絵の値段が上昇しております。
欧州は絵画の普及率はきわめて高く1世帯あたり数十点を優に超えています。
国内は肉筆絵画の普及率は1世帯当たり1点に及んでいません。
普及率は世界的に見ても低く中南米、その他の中進国よりも低いのが現状です。
欧州は毎年膨大な数の絵画が動き芸術関連(絵画、演劇、音楽等)
の年間総売上高は基幹産業を上回るほどです。
絵画の普及率が高い国ほど絵画が良く売れるという事実は絵画の特徴を良く示しています。
テレビ、車などをさらにどんどん増やすひとはあまりいません。
絵画は飽和状態がなく所有している人ほどさらに購入する傾向にあります。
油絵は一度購入すると数百年以上の耐久性があります。
全世界で欧州の油絵は愛好されています。
日本ではまだ絵画の普及が遅れていますが一番の理由は馴染みがないのと
価格が高いものという先入観があるためでしょう。
ヨーロッパで絵画が普及している理由は物心ついたとき既に身の回りに絵がたくさん飾られています。
これは貧富の差がなく数はかなり所有しております。
経済力におおじたものを購入するということでしょう。
日本ではそういう環境にありません。最初のきっかけは家を建てたからというものが圧倒的です。
最近では贈り物に用いるケースが増えてきています。
一度購入なさるとほとんどの人がリピーターになりますから日本人は本質的には絵が好きです。
ひとたび絵の習慣が出来るととても凝る傾向がありよりいいものを求めるようになる方が多いようです。
もともと日本は侘びさびや江戸時代の浮世絵の伝統もあり鑑識眼そのものは高いものがあります。
最初に絵を飾ればほとんどの日本人は絵画のファンになるでしょう。